最近、とみに話題になっているが、煙草がまーた値上がりするとかしないとか言う話が出ているそうな。確かに煙草は他国と比べて安いかもしれないが、よそはよそ、うちはうちと言う言葉があるでは無いか。煙草が手ごろな値段で売られていたのが日本の文化なのだ。しかし煙草の値段はどんどん上がるばかりだ。自分が子供の頃は200円ちょいだったのが今は500円近く。昔の喫煙者と比べて、現在喫煙者である自分は倍以上の金を払っているわけだ。止めれば良い、と言うのは思考停止である。嗜好品なのだから、趣味や好きな事と同列なのだ。ブランド集めが趣味の人に、或いはファッションが好きな人に、止めれば良いじゃんなどと言う事は、個人の趣味嗜好だから野暮なのと同じである。喫煙ができるスペースも大分減った。分煙は良い事ではあるが、近頃は度が過ぎている気がする。こうして喫煙者の自分は、今日も狭い喫煙スペースで肩身の狭い思いをしているのであった。